しりとり

「『相打ち』」
「『チョコレート』」
「『通り道』」
「『力いっぱい』」
「『糸口』」
「『知己朋友』!」
「サトル君は難しい言葉を知っているんだねえ。『打ち出の小槌』」
「メフィラスがこういう言葉を使うから覚えちゃったんじゃないか。ち、畜産……」
「『ん』だよ、サトル君」
「わかってるよ。じゃあ、『畜産業』」
「まあ、よしとしようか。『海の幸』」
「メフィラスこそ、『ち』の狙い撃ちやめてよ。僕は困ったって、言わないよ」